同志社女子大学サポーターズ募金“ぶどうの樹”についてのお願い
社会の発展には女子教育を盛んにすることが不可欠であると考えた創立者・新島襄の志を受け継ぎ、本学は建学の精神であるキリスト教主義、国際主義、リベラル・アーツを礎とし、学生一人ひとりと真摯に向き合い、ゆたかな世界づくりに寄与する女性の育成につとめています。
1876年に開設された「女子塾」を起源とする本学は、1年後の2026年に創立150周年を迎えます。長い歴史の中で社会の変化や要請に応え、学部・学科等の新設、改組・改編を行いながらその歩みを進め、現在では6学部11学科5研究科1専攻科を擁する女子総合大学へ発展を遂げてまいりました。
創立150周年の節目を迎えるにあたり、本学の将来構想として策定した「Vision150」に基づく諸施策を推進しながら、さらなる教育研究及び社会貢献の充実を見据え、事業を展開してまいります。関連の記念行事をはじめ、記念特設WEBサイトや歴史書籍の発刊等を通じて本学に関係するすべての人に対し、広く本学の情報やビジョンを発信してまいります。また、“開かれた図書館、人が集う図書館”をコンセプトとした今出川図書館の改修など環境面の充実を図り、創立150周年を機により一層の飛躍をめざしてまいりたく存じます。
一方、大学を取り巻く環境の変化はスピードを増し、学生のニーズや価値観、進路も多様化しています。このような時代の変化にきめ細かく対応し、学生一人ひとりに充分な支援が行き届くよう2018年に当募金を創設いたしました。以来、多くの温かいご支援を賜り心より感謝申し上げます。
皆さまからのご寄付は学部・学科の教育環境充実や「ぶどうの樹奨学金」給付など、多方面にわたり有効利用させていただいております。
当募金の名称は、本学エンブレムに記される聖書の一節、EGO SUM VITIS VERA「わたしはまことのぶどうの木」から引用しています。本学を経て羽ばたいてゆくすべての女性、本学を構成するすべての人が、どの地にあっても、ぶどうの木の蔓・枝・葉のように連なり支えあうことで、その支えが新しい時代へとつながり、ゆたかな世界をつくる若い力の一助となることを願い、募金名称に“ぶどうの樹”を冠しました。
連なり支えあうという関係を当募金趣旨にご賛同いただいた「ぶどうの樹サポーター」の皆さまとの間にも築けるよう、さまざまな機会でご支援の成果や本学の教育研究活動の取り組みをお伝えし、この輪がさらに拡がり、強いものとなるよう努力してまいります。
新島襄は同志社創立十周年記念会での祝辞で「諸君ヨ。人一人ハ大切ナリ」と語りかけました。時代は変わっても学生一人ひとりの成長を見守り、励ましていけるよう、皆さまからの物心両面にわたる永続的なご支援をいだだければ幸いでございます。
当募金の趣旨をご理解いただき、ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
2025年4月 | 学校法人 同志社 総長・理事長 八田 英二 |
同志社女子大学 学長 川崎 清史 |
【専用ページ】 同志社女子大学サポーターズ募金“ぶどうの樹”ご支援のお願い
寄付金募集要項
【申込金額】
個人 ・・・ 1口 1万円
法人・団体 ・・・ 任意
教職員 ・・・ 1口 1万円
(一口以上、一口未満のご寄付につきましても、ありがたくお受けいたします)
【募金使途】
1.教育・研究環境の充実
2.経済的困窮学生に対する奨学金
3.寮生に対する生活支援
4.グローバル人材育成
5.学生の課外活動支援
6.キャリア形成支援
7.キャンパス緑化推進支援
8.特定の学部・学科等支援
9.同志社女子大学創立150周年記念事業
10.その他(学長一任)
【募集期間】 2025年4月1日~2026年2月28日
なお、ご家族に本法人が設置する各学校(幼稚園・小学校・中学校・高等学校・大学)に入学または受験を予定されている方がおられます場合は、賜りました寄付金は寄付金控除の対象外となりますので、あらかじめご了承ください。
このご寄付は任意でございますが、格別のご協力をお願い申し上げます。