同志社は、「一国の良心」ともいうべき人物の育成を目指し、キリスト教主義、自由主義、国際主義を教育の重要な柱として創立以来歩んでまいりました。グローバル化が益々進む21世紀において、国際社会で活躍できる人物の養成が一層強く求められており、同志社は国際主義を更に突き進めた一貫教育体制を初等教育段階から確立すべく、附属小学校として同志社国際学院初等部を開校いたしました。
同志社国際学院初等部は、日英バイリンガル教育の推進と、知的探究心を持って自主的な学びを進める力を養うとともに、併設する同志社国際学院国際部（Doshisha International School, Kyoto）との交流を通じ、自己と異なる国や地域が持つ伝統、価値観に心を開き、グローバルな視点で考えることができる、知育・徳育・体育のバランスのとれた児童を育てていきます。
このような教育目標の実現に向けて、有効な教育環境を創造していくためには、児童たちの創造性を引き出す教材や教具の充実、各界の最前線で活躍する人々から直接学ぶ機会の提供、健やかで豊かな心身を育むための教育施設・設備の拡充などを着実に推進していかなければなりません。
つきましては、諸事ご多端の折り、誠に恐縮に存じますが、同志社国際学院初等部が実現しようとする教育理念を深くご理解いただき、なにとぞご支援を賜りますようお願い申し上げます。