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同志社女子中学校・高等学校教育研究施設・設備整備資金募集についてのお願い
同志社の女子教育は、男子校である「同志社英学校」開校の翌1876年(明治9年)に、京都御苑内にあったディヴィス邸において、宣教師スタークウェザーと新島八重の2名の教師と12名の生徒で始まりました。それは、京都で初めての女性宣教師を中心とする本格的なキリスト教女学校の誕生でもありました。その後、ミス・デントンをはじめとする多くの女性宣教師の献身的な働きによって、同志社の女子部は発展していきます。
戦後の学制改革で、1947年(昭和22年)に「同志社女子中学校」、1948年(昭和23年)に「同志社女子高等学校」が発足いたしました。本校は創立者新島襄の教育理念の根幹にあったキリスト教に基づく良心教育を大切に守り歩んでまいりました。『聖書』に言う「地の塩」「世の光」として、社会のあらゆる方面で「奉仕」をする女性の育成が本校教育の最大の使命です。「奉仕」とは「自分のためではなく、人のために尽くす」ことです。この奉仕の精神は、同志社の女子教育の長い歴史と伝統の中で最も大切に受け継がれているものです。そして、種として蒔かれた多くの卒業生が、様々な場所で芽を出し、根を張り、社会のために、人々のために、それぞれの花を咲かせております。
さて、本校の半世紀に一度の大規模な校地整備事業は2016年度に完了いたしました。今年度は、安全でより快適な教育環境を保つために、昨年度に引き続き新生館の改修等を進めてまいります。また、ICT教育を含む教育設備の一層の充実を図り、教育の質をさらに高めてまいりたいと存じます。
つきましては、同志社の女子教育の中で育まれていく生徒たちへ、よりよい教育環境を提供することができますよう、教育研究施設・設備整備資金の募集を広くお願い申し上げる次第でございます。諸事ご多端の折、誠に恐縮に存じますが、募金の趣意にご理解を賜りまして、何卒、一人でも多くの皆様にお力添えをいただきますよう、衷心よりお願い申し上げます。
2024年4月 | 学校法人 同志社 総長・理事長 八田 英二 |
同志社女子中学校・高等学校 校長 中村 久美子 |
寄付金募集要項
【募集金額】 2000万円
【寄付金の種別】 一口 15万円
【募集期間】 (第1次募集)2024年4月8日~2024年11月30日
(第2次募集)2025年3月1日~2025年3月31日
なお、ご家族に本法人が設置する各学校(幼稚園・小学校・中学校・高等学校・大学)に入学または受験を予定されている方がおられます場合は、賜りました寄付金は寄付金控除の対象外となりますので、あらかじめご了承ください。